「受験なんでも相談会に行ってみて、本当によかった」――会場を後にしたとき、そう思いました。
今日は声の教育社さんが主催している『第44回 受験なんでも相談会』に行ってきました。
我が家の小4男子ぴのくんは、現在グノーブルに通塾中。高い目標を掲げ、日々努力しています。ただ親としては、内心「そこまで届くのだろうか…?」という思いもあり、第二志望以下の“ぴのくんに合う学校”を見つけたいというのが今回の参加目的でした。
今日はぴのくんがサッカーの試合だったため、母である私一人で「受験なんでも相談会」へ。
私が相談会に参加した目的
- 息子が気になっている学校の先生に直接お話を聞きたかった
- 息子に合う、第二志望以降の選択肢を探したかった
目標が高い息子ぴのくんにとって、今後のモチベーションや現実的な選択肢を広げるためにも、できるだけ多くの学校の先生と話をする機会がほしかったのです。
日常に忙しく、つい後回しにしてしまっていた学校選び。
つい先日、サピックスに通っている6年生のママに、本当に忙しくなるから4年生のうちにできるだけ見ておいた方がいいよ!とアドバイスをもらいました。
そんな時に、グノーブルでぴのくんがチラシをいただいてきたので、これは!と思って申し込みをしました。
会場の熱気と行列のリアル

(※個人や学校が特定されないように画像処理を施しています)
午前中から大混雑。特に難関校(早慶・御三家・駒場東邦など)は列ができていて、相談するには数十分待つ覚悟が必要でした。私は、ぴのくんが「いいな」と言っていた難関校の一つの列に並び、先生に質問。
列に並んでいる間、他の保護者の方々の会話も耳に入りました。「●●中は◯◯なタイプの子に向いているよね」「内進生と外部の雰囲気が…」など、リアルな学校情報が飛び交っており、こうした場ならではの空気感も体感できました。
先生に聞いてよかった質問リスト
事前に用意しておいた質問をもとに、限られた時間でやりとりしました。以下は、息子と相談して整理した「質問リスト」です:
- 学校の雰囲気や、合う子どものタイプは?
- 授業の進め方や補習体制は?
- 塾との両立について、在校生はどうしている?
- 内部進学の生徒との関係性(外部生はなじみやすい?)
- 英語・ICTなどの取り組み
- 6年間で育てたい生徒像とは?
質問に対する先生の受け答えから、パンフレットだけでは伝わらない温度感を感じることができました。
過去問とパンフレットで学校研究が加速!
帰りに、ぴのくんが目指している学校の2022年度版過去問を1,100円で購入。
古いものですが、定価は2,970円なので、とってもお得でした。
4年生のぴのくんにはまだまだ難しいのですが、受験する時までにこれが解けるようになる。そのために勉強するんだ、とモチベーションアップに繋がるかな、と思い購入しました。
声の教育社の可愛い柄のクリアファイルもいただきました。

また、合計20校以上のパンフレットも手に入り、学校ごとの特色が一気に見えてきました。偏差値だけでなく、「通わせてみたい」と思える要素が各校にあることを実感。
パンフレット整理術|情報はすぐに見返せる形に
相談会で大量にもらったパンフレット、そのままにしておくと見返すのが面倒になってしまいます。そこで、我が家では次のような整理方法を取り入れました。
- クリアファイルで志望度別に分類
第一志望、気になる学校、なんとなくもらった学校…というように、まずはざっくりと仕分けします。100均で買える「見出し付きの個別フォルダ」などが便利です。 - 学校名シールや付箋でタグ付け
表紙に学校名が小さいパンフレットもあるため、A4の角に名前を大きく書いたラベルを貼っておくと、一覧性がアップします。 - 裏表紙に「ママメモ」を貼る
相談時の先生の印象や、学校の雰囲気を忘れないように、ポストイットなどにメモしてパンフに直接貼っておきます。 - 重要情報はノートやスプレッドシートにまとめ
入試日程、併願パターン、通学経路、学費、制服など、比較したい情報は1ページにまとめておくと便利です。
志望校選びは、親子で向き合う長期戦。資料を「見返したくなる形」にしておくことが、情報の活用につながります。
まとめ|受験相談会は、親にとっても進路を考える貴重な機会
滞在時間は1時間弱でしたが、得られた情報と体験はとても濃いものでした。学校選びは子ども主体でありたいと思いつつ、親として“行かせたい学校”と“行けそうな学校”を正しく見極めることはとても重要だと感じました。
これから、ぴのくんと一緒にパンフレットを見ながら、志望校について対話を重ねていこうと思います。
来年以降、お子さんと一緒に参加する方には、ぜひ事前準備と質問リストの持参をおすすめします!
受験相談会、ほんとうに素晴らしいイベントでした。