中学受験塾「グノーブル」のクラス分けはどうなっているのか?実際に通っているわが子(小4男子)の体験をもとに、クラス構成の仕組み・決まり方・変動の流れについて詳しくまとめました。これから入塾を検討しているご家庭の参考になれば嬉しいです。
グノーブルのクラス構成は「α」からスタート
グノーブルでは、学力に応じて実力別のクラス編成がされています。教室によって呼び名に違いがあるかもしれませんが、我が家の通う校舎では以下のような構成です:
- α:最上位クラス
- α1、α2、α3…:順に下位クラスへ
クラスは「算数・理科」「国語・社会」で分けられます。
わが子も入塾時は「α3」からスタートしました。
クラス決定のタイミングと仕組み
新4年生の入塾テストは11月・12月・1月の3回実施されており、我が家は11月に受験して入塾を決めました。
早めに入塾を決めると、学習の準備期間も取れるのでおすすめです。
また入塾テストに合格できなかった場合でも、まだチャレンジできる安心感があります。
ただし、実際のクラス分けは「新学年の実力テスト(1月)」が基準となっていたようで、
- 1月のテストを受けた子は、その結果でクラスが決定
- 1月のテストを受けていない子は、入塾テストの偏差値を換算して決定
最初のクラスは、春期講習のクラス分けにも影響しますので、気になる方は1月のテストも受けるのがおすすめです(塾側からの案内は特にありません)。
グノレブ後にクラスアップ!本人のやる気にもつながった
入塾後、最初の「グノレブ(毎月の確認テスト)」で好成績をおさめ、α3→最上位のαクラスへクラスアップすることができました。
いきなりの3クラスアップはないのかな?と思っていたのですが、あるようです。
小3の冬期講習を受けたり、12月から入塾する子もいると聞いていて、早くから入れてあげたほうが良かったのかな…と迷いもありましたが、わが子はα3からのスタートで良かったなと思っています。

グノーブルってやっぱりレベル高いから、ちゃんと頑張らなきゃ!
最初に高い基準を感じられたことで、宿題に向き合う姿勢が明らかに変わりました。ぴのくんは学校でも自分はよくできる方だと(思いこみ、)自己肯定感の高いほうなので、火がついたようです。初期のクラス設定はやる気にも影響するので、我が家としては良いスタートだったと思います。
お子さんによっては、最初のクラスが上の方がいい方もいらっしゃると思うので、お子さんに合わせて親も準備していけると良いですね。
クラスは固定ではなく、変動します
グノーブルのクラス構成は、年度を通じて毎月変動です。
- 定例テスト(グノレブ)で実力を評価
- 一定の成績基準を超えると、クラスアップの可能性あり
- 逆に成績が下がればクラスダウンも
子どもが実力をつけていけば、クラスも連動して上がっていく、柔軟でフェアな仕組みです。
クラスはぴのくんによると、同じαクラスでも9~12人くらいの人数の変動もあるようで、固定の人数というよりは、基準の成績があるのかなあ…と話しています。
クラス変動と親の関わり方
クラスアップはもちろん嬉しいことですが、クラスダウンがあったときの対応も大切だと感じています。
我が家で意識しているのは次の3つ:
- クラスアップ時は「努力の成果だね!」と素直に喜ぶ、先月の努力を褒める
- クラスダウンしても「失敗ではないよ」とフォロー
- 順位よりも「理解しているか」「身についているか」に目を向ける
クラスはあくまで目安。最終的に目指すのは志望校合格なので、日々の努力を積み上げることが一番大切ですね。
まとめ|クラス構成を正しく理解して、前向きに活用しよう
グノーブルのクラス構成は、学力を正しく見極めてくれる柔軟な仕組みです。
親として意識したいのは:
- クラスは変わるものと知っておく
- 成績や偏差値より、学習習慣と理解度を重視
- 子どものやる気につながる声かけを意識
わが子の体験が、これからグノーブルを検討されている方の参考になれば嬉しいです。今後も定期的に、クラスの変化や学習の工夫をシェアしていきたいと思います。
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