塾の送迎、どうしてる?兄弟家庭のリアルな工夫と安全対策
中学受験塾の通塾が本格化してくると、保護者にとって悩ましいのが「塾の送迎」。特に、下の子がいるご家庭や共働きの家庭では、夜のお迎えに頭を悩ませることも少なくありません。我が家も例外ではなく、日々の送迎は試行錯誤の連続です。
【結論】我が家は「分担×先生の付き添い」で対応しています

我が家の基本スタイルは、「塾の先生が駅まで付き添っていただく → 子どもが電車に一人で乗車 → 自宅最寄り駅で母が出迎え」という流れ。
もしくは、父が間に合う日は塾まで直接迎えに行っています。
送りは、子ども一人で電車に乗っていくことが多いです。
【理由】下の子の寝かしつけとの両立が難しいから
塾が終わるのは20時。下の子は低学年、20時までにはできれば寝かせたいと思っています。連れて外に出るわけにもいかず、「下の子を寝かせてから上の子を迎えに行く」形が理想。
しかし、それだと塾まで迎えに行くには間に合わない。
そのため、我が家では塾の先生が駅まで付き添ってくださることに頼らせていただいています。
【具体例】我が家のお迎えパターン
- パターン①:母が自宅最寄り駅まで迎えに行く
- パターン②:父が仕事帰りに塾まで迎えに行く(週に1回程度)
- 塾のサポート:塾の先生が塾最寄り駅まで生徒を引率してくれる
本当は塾まで迎えに行きたい気持ちもあるのですが、わが子の通っているグノーブルの校舎では、塾の最寄りまで先生が付き添ってくださいます。安心して自宅最寄り駅で待てるようになりました。
【防犯対策】iPhoneでGPS共有+防犯ブザーで安心感をプラス

夜の電車移動はやはり心配がつきもの。そこで我が家では、iPhoneを持たせて「位置情報共有」をしています。
「iPhoneを探す」機能を使えば、今どこにいるかがリアルタイムで確認でき、通塾ルートを把握できるので安心です。
また、防犯ブザーも常にかばんに取り付けています。最近では音が大きく、持ちやすいデザインのものも多く、万が一に備えるための最低限の対策として活用中です。
- GPS機器の例:
・みてねみまもりGPS(コンパクトでシンプル操作)
・キッズケータイ(通話・通知機能あり) - 防犯ブザーは塾カバンの外側につけておくと、すぐ使えて安心
「何かあったらすぐわかる」状態にしておくことで、完全に一人で帰宅しているわけではないという心の支えにもなっています。
【他のご家庭は?】塾までお迎えが多数派のようです
子どもによると、多くのご家庭は塾まで直接迎えに来ているそうです。特に夜間の帰宅には安全面への配慮が大きく、駅まで一人で歩かせるのは不安という声も多数。
ただし、我が家のように「下の子がいて外出が難しい」ケースも一定数あるはず。先生の引率や、家族で分担することでなんとか通塾を支えています。
【他の送迎アイデア】家庭の事情に合わせた工夫も
- 祖父母に依頼:近隣に住んでいる場合は、送迎をお願いする家庭も
- 塾近くでの待機:カフェや施設を利用し、下の子連れでの待機
- 習い事の終了時間をずらす:下の子が別の習い事をしている間に送迎
「できるだけ子どもには無理をさせたくない」「でも下の子や家庭の都合もある」——そんな葛藤を抱えながら、それぞれの家庭が工夫しているのが現状です。
【まとめ】安全を第一に、家庭に合った形で送迎を
塾の送迎に正解はありません。我が家のように、家庭の事情に合わせて「先生のサポート」と「家族の連携」で乗り切る方法もありますし、時間の余裕があるご家庭なら直接お迎えが最も安心です。
防犯ブザーやGPSの活用、通塾ルートの明確化など、小さな工夫が安心感につながります。家庭ごとの生活リズムに合わせて、無理なく、でも安全に。塾通いを支える一番の味方は、やはり保護者の柔軟な工夫ですね。
▶︎ 関連記事
中学受験カテゴリの記事一覧はこちら
通塾と習い事の両立についてはこちら